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RSIを覚えよう

この記事を書く人の経歴
阪神大震災の年に父親の遺産でホールドしていた不動建設4000株で爆益を得て
そこから株取引にハマる。 ライブドアショックやリーマンショックを乗り切り
体と会社をぶっ壊すつい最近までリアルに取引していた。
現物取引以外に信用取引、オプション、FXなど色々経験してきたおっさん。
一応生涯損益はプラスで退場した。現在はすべて精算して基本は現物(現金のみ)の生活。
一部自動売買でポジションはもってる感じ。
RSIを理解するメリット
チャートを覚えだすと それぞれ好みの指標が出てくると思いますが
RSIはちゃんと理解しておきましょう。
市場の心理として その通貨が売られ過ぎなのか買われ過ぎなのかは
実はとても重要なポイントであるのです。
実際にテクニカルで売買する時の重要な判断材料の一つであります。
RSIとはRelative Strength Indexの頭文字をとったもので
過去の一意の期間の価格幅(前日比)の合計 ➗ ( 同期間の上げ幅合計+下げ幅合計) × 100 で求められます。
いちいち手で計算してたのは昔の話で 現在の世の中はほぼ全てのチャート表がこういった計算式を内蔵しているので
使用するユーザーはその意味だけ理解すればいいのです。
実際の数値としては 0から100%で表記されて 70~80%以上で買われ過ぎ、20~30%以下で売られ過ぎと判断されます。
実際のチャートで見てみる

上の画像は BTCの年足チャートで上がローソク足で下部がRSIです。
RSIの見方として暗い紫色のBGカラーの部分が通常範囲であり
その上限と下限を超えた位置にグラフがきてる場合それぞれ
上限ラインより ↑ は 買われ過ぎ
下限ラインより ↓ は 売られ過ぎ
となります。
現時点のチャートでは RSI値は65%あたりを指しており
買われ過ぎでは無いが市場が加熱気味方向であるという判断になります。
売買判断するときにどう使うの?
買われ過ぎたら自動売買などを駆使してる大口は必ず売り叩きます。
売られ過ぎたらその逆で 一気に買い上がろうとします。
その直前で素人が売り抜けや買いが成立すれば1番ベストなんですが
そう簡単にはいきませんよw
チャートの期間が長いほどRSIは正確に指標となり得ます。
短期はしばしばノイズ(大口の意図的な短期介入)とかで数値が乱れます。
これだけ見て売買してもある程度は成立するかもしれませんが
基本的に単騎のテクニカル指標で判断するのは危険です。
- RSI+一目均衡表
- RSI+MACD
- RSI+移動平均
みたいな感じで他のインジケーターを見る時の
現時点の市場全体の加熱度を加味する意味合いで利用すべきです。
例えば
移動平均はゴールデンクロスして買い継続のサインがでているけど
RSIが70%近くに上がってきてる。 次の抵抗線あたりで大口がドカンと利確するかもしれんぞ
ていうような予測ができるようになります。
最高値をつけるまでぎりぎり踏ん張りたいのはわかりますが・・・
相場の格言で 「頭と尻尾はくれてやれ」ていうのがあります。
底値で買って天井で売る。 これは理想ですがそんな簡単にうまくいきません。
チャートを理解する上で この 頭と 尻尾が ぼんやりとでも予測できれば
あなたも立派なトレーダーです。
そしてこの予測はスパンが長い方が有意なものとして生きてきます。
アルゴリズム売買などの自動売買を駆使して 人間の判断能力の先を行く人たちが
たくさん蠢いているのが相場の世界です。
私たち素人がもたもたしている間に一瞬で値段がひっくり返るので
のんびりとチャート眺めて 的確な位置で指しをいれておきましょう!